水天宮

東京都 中央区

東京・日本橋に鎮座する安産・子授けの神社。天御中主神・安徳天皇を主祭神に祀り、全国から妊婦とその家族が参拝に訪れる。戌の日はとくに賑わいを見せる、都内屈指の子育て守護社。

由緒

水天宮(日本橋水天宮)は、東京都中央区日本橋蛎殻町に鎮座する神社であり、安産・子授け・水難除けの神として全国に知られている。主祭神は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・安徳天皇・高倉平中宮(建礼門院徳子)・二位尼(平時子)の四柱である。

水天宮の総本社は福岡県久留米市に鎮座する久留米水天宮であり、壇ノ浦の戦い(1185年)で平氏とともに入水した安徳天皇と平家一門の霊を慰めるために創建されたと伝えられている。東京の日本橋水天宮は、1818年(文政元年)に久留米藩主・有馬頼徳が久留米藩の三田の上屋敷(現在の港区三田)に分祀したことに始まる。

当初は久留米藩士と縁ある者のみが参拝できる私的な神社であったが、江戸の庶民の間に「お水天宮様は情け深いお神だから、お参りなら誰でも受け入れてくださる」という噂が広まり、毎月5の日には一般公開されるようになった。水に関係する神であることから、子宝・安産の守り神としての信仰が深まり、広く民衆に親しまれるようになった。

明治以降、久留米藩の廃藩置県に伴い、1872年(明治5年)に現在の日本橋蛎殻町に遷座し、現在に至る。2016年には社殿を新築し、現代的なデザインの中に伝統的な神社建築の要素を取り入れた新しい社殿に生まれ変わった。

安産祈願は「戌の日」の参拝が特に縁起がよいとされており、犬は多産で安産であることから、妊婦がさらしの腹帯を締め、戌の日に安産祈願をする風習が全国に広まった。現在も戌の日には全国から多くの妊婦とその家族が参拝に訪れ、境内は賑わいを見せる。水天宮は東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅からすぐの場所に位置し、アクセスも良好である。

御朱印

種類
通常
初穂料
500円
受付時間
7:00〜18:00
備考
社務所(神札所)にて受付。戌の日は混雑のため早めの参拝を推奨。

調査日: 2026年5月12日 出典(最新情報は公式サイトでご確認ください)

アクセス

東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1

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