車折神社
京都府 京都市
嵯峨嵐山エリアに位置し、芸能・商売繁昌・開運のご利益で知られる神社。境内の芸能神社には芸能人の名を刻んだ朱色の玉垣が整然と並び、芸能の聖地として全国的に著名。参拝者は年間を通じて絶えない。
由緒
車折神社は、平安時代後期の儒学者・歌人として知られる清原頼業(きよはらのよりなり、1122〜1189年)を御祭神として祀る神社である。現在の社殿は、嵯峨天皇の離宮跡地に創建されたと伝えられており、京都市右京区嵯峨に位置する。
社名の由来については、後嵯峨天皇の御輿がこの地を通りかかった際に車の轅(ながえ)が折れたという故事に基づく。この出来事により、天皇は清原頼業の霊験を認め、「車折大神」の神号と「正一位」の位階を授けたとされる。以来、「約束を守る神」「確かな約束事の守護神」として崇敬が集まり、商売繁昌・開運のご利益があるとされてきた。
御祭神の清原頼業は、平安時代後期に活躍した学者・文人であり、朝廷の儒官として知識と誠実さで名を馳せた人物である。その人柄と学識の高さが没後も語り継がれ、神として祀られることとなった。
境内に鎮座する芸能神社は、芸能・芸術の向上を祈願する多くの参拝者が絶えない場所である。境内の玉垣には、歌手・俳優・モデル・アーティストなど著名芸能人の名が刻まれた朱色の玉垣が整然と並び、独自の景観を生み出している。近年は「芸能の聖地」として広く知られ、プロ志望の若者から活躍中の著名人まで、芸能界を目指す人々が全国各地から参拝に訪れる。
毎年3月に行われる「三船祭」では、大堰川(桂川)に御座船を浮かべる雅な神事が行われ、平安貴族の文化を今に伝えている。また、境内には「石占」と呼ばれる占いの石が置かれており、願い事を念じながら持ち上げると思ったより軽ければ願いが叶うと伝えられる独特の風習が残されている。
嵐電(京福電鉄嵐山本線)の車折神社駅からすぐの場所に位置し、嵐山観光の途中に立ち寄る参拝者も多い。開運と芸能の祈願を目的とした参拝者が年間を通じて訪れる、京都を代表する神社のひとつである。境内は静謐な雰囲気の中にも活気があり、朱色の玉垣が続く独特の景観は他に類を見ない。
御朱印
- 種類
- 通常
- 初穂料
- 300円
- 受付時間
- 9:30〜17:00
- 備考
- 車折神社・芸能神社の2種類授与。社務所(本殿右手)で受付。
調査日: 2026年5月12日 / 出典(最新情報は公式サイトでご確認ください)
アクセス
京都府京都市右京区嵯峨朝日町23




