神田明神

東京都 千代田区

東京・秋葉原に隣接する江戸総鎮守の古社。大己貴命・少彦名命・平将門命を主祭神に祀り、商売繁昌・仕事運・縁結びのご利益で広く崇敬される。2年に一度の神田祭は江戸三大祭のひとつ。

由緒

神田明神(神田神社)は、東京都千代田区外神田に鎮座する都内屈指の古社であり、730年(天平2年)に現在の大手町・将門塚付近に創建されたと伝えられている。当初は武蔵国豊島郡芝崎村(現在の大手町付近)に鎮座していたが、江戸城の拡張に伴い、徳川家康の命により1603年(慶長8年)に現在地に遷座した。

主祭神は三柱で構成される。一之宮は大己貴命(おおなむちのみこと)、別名・大国主命であり、縁結び・国作りの神として広く信仰される。二之宮は少彦名命(すくなびこなのみこと)で、医薬・醸造・商売の神として知られる。三之宮は平将門命(たいらのまさかどのみこと)であり、江戸の守護神として独自の信仰を集めている。

徳川幕府は神田明神を江戸総鎮守として厚く崇敬し、将軍の参拝記録も残る。2年に一度(奇数年)の5月に執り行われる「神田祭」は、祇園祭・天神祭と並ぶ日本三大祭の一つとして知られ、200基以上の御輿が江戸の街を練り歩く壮大な祭礼である。

明治時代には、廃仏毀釈の影響で平将門命が一時的に祭神から外され、異なる神が祀られた時期もあったが、1984年(昭和59年)に平将門命が正式に復祀された。現在の社殿は1934年(昭和9年)に再建されたもので、鉄骨鉄筋コンクリート造りながら権現造りの荘厳な外観を保っている。

近年はアニメ・ゲームなどのポップカルチャーとの融合でも知られ、秋葉原に近い立地からIT企業・クリエイターなどの仕事運・商売繁昌の祈願を目的とした参拝者が増加している。境内には縁結びを象徴する「大黒様」の像も祀られており、ご利益の幅広さが多くの参拝者を惹きつけている。伝統と現代文化が交差する東京を代表する神社のひとつとして、年間を通じて多くの参拝者が訪れる。

御朱印

種類
通常
初穂料
500円
受付時間
9:00〜16:00
備考
EDOCCO(神田明神文化交流館)1階で受付。書き置きのみの場合あり。複数種類の御朱印あり。

調査日: 2026年5月12日 出典(最新情報は公式サイトでご確認ください)

アクセス

東京都千代田区外神田2-16-2

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