高千穂神社
宮崎県 高千穂町
宮崎県高千穂の地に鎮座する、天孫降臨神話ゆかりの古社。日本神話の神々を祀り、縁結び・開運のご利益で知られる。毎夜境内で奉納される高千穂神楽は国の重要無形民俗文化財。
由緒
高千穂神社は、宮崎県西臼杵郡高千穂町に鎮座する古社であり、垂仁天皇の御宇に創建されたと伝えられている。社伝によれば、仲哀天皇の皇子である三毛入野命(みけぬのみこと)が「鬼八法師」という悪鬼を退治してこの地に平和をもたらし、人々から深く崇敬されたという。以来、地域の守護神として代々の崇敬を集めてきた。
主祭神の高千穂皇神は、天照大御神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天降った「高千穂の峰」にちなむ神霊であり、日本神話における天孫降臨の聖地として格別な信仰を集めてきた。高千穂神社は高千穂郷八十八社の総社として地域の精神的支柱となっており、農業・縁結び・開運など幅広いご利益があるとされている。
境内には「夫婦杉」と呼ばれる二本の大杉が寄り添うように立ち、縁結び・夫婦円満のシンボルとして親しまれている。また「鎮め石」(しずめいし)という平たい石が境内に安置されており、その名の通り災厄を鎮める力があるとされる。夫婦杉の周りを二人で手をつないで三回まわると縁結びの祈願が叶うと伝えられ、カップルの参拝者が絶えない。
社殿は室町時代の建築様式を今に伝えるもので、1694年(元禄7年)に肥後細川藩主の寄進によって改修が行われた。荘厳な雰囲気の拝殿・本殿は深い森の中に佇み、参拝者に静謐な霊気をもたらしている。本殿及び境内の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されている。
毎夜境内の神楽殿で奉納される「高千穂神楽」は、天岩戸伝説に由来する33番の神楽舞で構成されており、国の重要無形民俗文化財に指定されている。夜を徹して神楽を鑑賞することもでき、高千穂の霊峰にふさわしい幻想的な雰囲気が漂う。縁結び・開運のご利益を求める参拝者が全国各地から訪れる名社である。
御朱印
- 種類
- 通常
- 初穂料
- 300円
- 受付時間
- 8:00〜17:00
- 備考
- 社殿右手の授与所で受付。御朱印帳(高千穂峡・花彫デザイン)も授与。
調査日: 2026年5月12日 / 出典(最新情報は公式サイトでご確認ください)
アクセス
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037




